From:林 克典

昨日のコラムで、お客様からあなたを探し集まってくるインバウンドマーケティングをご紹介しました。

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インバウンドマーケティングを実践するために必要なのがコンテンツです。

コンテンツとは?

コンテンツを日本語にすると、内容とか中身とかといった意味になります。コピーライターの糸井重里さんは

コンテンツを日本語で言うと「出し物」がいいのではないか by 糸井重里さん

と言っておられます。内容にちょっと面白要素であったり、独自の解釈・表現方法を付けて発信するのがコンテンツと考えてください。

もっと楽に考えれば、あなたの発信している情報は、すべてあなたの「コンテンツ」です。

朝礼での話し、スタッフとの会話、お客様との会話、FacebookなどのSNSで発信する内容、ホームーページやブログなどのオウンでメディアで発信する内容は全部コンテンツです。

宴会芸や、特技や趣味もあなたのコンテンツになります。

お客様が集まるコンテンツと集まらないコンテンツの違いは?

コンテンツにもお客様が集まるコンテンツと、集まらないコンテンツがあります。その違いを知りたいですか?

それは自分目線か?相手目線か?で決まります。

例えば宴会芸。自己陶酔型のギターの弾き語りは、基本的にあまり盛り上がらなくないですか?

盛り上がるのは、いっしょに簡単な振り付けで踊れたり、皆が知っている人の物まね(芸能人や社長さん)は結構盛り上がりますよね。

これは前者が自分目線で、後者が相手目線だからです。

前者は自分の特技を見て欲しい、凄いと思われたい、あの子を振り向かせたいなど、自分が起点になっています。後者は、皆を楽しませたい、宴会を盛り上げたいなど、相手が起点になっています。

今度は仕事に例えてみましょう。商品販売の自分目線のコンテンツは、商品の性能や価格などのコンテンツです。自分が売りたい時は、どうしても性能や価格を前面に押し出しがちです。これらの情報はありふれていますし、売りたい気持ちが見透かされてしまうので、お客様は買ってくれません。

相手目線のコンテンツは、お客様がこの商品を買ってどう変化するか?どう幸せになれるか?が分かるコンテンツです。このコンテンツは、本当に困っている人や必要な人の目に留まりやすいです。だってお客様自身に当てはまることが、コンテンツの中に描かれているから。

そして興味を持ったお客様は、商品の性能や価格を知りたくなります(*^_^*)

ここが結構ポイントだと考えています!興味のないお客様に、商品の性能や価格のコンテンツを発信することは自分目線ですが、興味を持って更に商品について知りたい!と思っているお客様には、相手目線のコンテンツになるのです。

まとめ

お客様からあなたを探し集まってくるインバウンドマーケティングは、お客様の興味の度合いを常に意識したコンテンツを提供することが肝になります。

イメージ的には、トランプゲームです(*^_^*)

あなたの持っているコンテンツは、トランプカード。コンテンツの順番を考えながら、お客様とトランプゲームをしているようなものです。あなたが勝てば、お客様は買ってくれます。あなたが負ければ、お客様は買ってくれません。

トランプゲームで勝つ法則を見付けるように、お客様が高確率で勝ってくれるコンテンツを出す順番を見付けるのが、インバウンドマーケティングなのです。

コンテンツはコンテンツで、奥が深いです。コンテンツマーケティングという手法もあります。インバウンドマーケティングを行うには、コンテンツマーケティングが必要という位置付けです。コンテンツマーケティングについて書いた下のコラムをご覧いただくと、インバウンドマーケティングについての理解が深まります。ぜひ読んでみてください(^^)/

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