日本人の強みを活かしたお金の稼ぎ方とは?

日本人の根底に流れる価値観とは?

外国の方々と比べて、日本人はマネーリテラシー(金融・お金の知識)が低いと言われています。確かにそうだと思います。

ではなぜ?日本人はマネーリテラシーが低いのでしょうか?

目次

日本は伝統的に価値のある物をお金に換算しない

「日本は伝統的に価値のある物をお金に換算しない」ということを習ったことがあります。

これはどういうことかと言うと、お金の位置づけが低いということです。どちらかというと、お金をたくさん稼ぐ人や投資家よりも、素晴らしい物を作る人が尊敬される傾向があります。それは古事記に起源を持つ、稲作をしてきた民だからだと考えられます。

なので、資本主義のようにお金の位置づけが高い仕組みは、どことなく日本人にあっていないように感じます。

日本の伝統を重んじる商いには商品に値段が付いていない

高級な伝統工芸品を扱うお店に行くと、値段の付いていない商品があります。お茶碗・花器・着物・刀など、あなたもきっと値段の付いていない商品を見たことがありますよね?

昔、建設会社に勤めていた頃、親方が骨董品や銘木が大好きで、よく馴染みの店や展示会に連れて行ってもらいました。店頭に並んでいるのに、売ってくれない物が数多く並んでいるのです。どうしても欲しいと粘り強く交渉して、売ってもらえたとしても店主の言い値です。

また高級なお寿司屋さんや料亭なんて、値段がほとんど分かりません。下手をすると、注文すら出来ず、出された料理を黙って食べて、請求された金額を黙って支払うのが当たり前のお店もあります。これも言い値です。

これは私の解釈ですが、日本の伝統として魂を込めて作った物、仕入れた物はお金よりも価値が高いのです!だから、それに値段を付けた段階で「魂を売った」ということに繋がるのだと思います。

外国の方が、日本の物を好んで買われるのは、おそらくこの魂を感じているからに違いありません。

マネーリテラシーが高い外国の方々は、お金を運用する伝統がある

マネーリテラシーが高い外国の方々は、物作りよりもお金などの富を運用する伝統があるので、我々日本人よりも上手にお金を使いこなす能力をお持ちです。

戦後、日本人はこの人々に追いつき追い越す努力をしてきている側面があります。ただ、伝統的にマネーリテラシーに差があるので、日本人はマネーリテラシーの高い外国の方々に踊らされている感も否めません。

Googleで「マネーリテラシー」と検索すると、日本人はマネーリテラシーを上げていかなければいけない!といった論調のブログがたくさんヒットします。

確かにマネーリテラシーを、ある一定の水準までは上げた方がいいかもしれません。ただ、伝統を見るとそれが日本人の本分ではないと感じます。

不動産ファンド主導の老舗ホテルの再建方法

以前は建設業界にも居ましたし、経営コンサルティングのお客さんに旅館などの宿泊業のお客さんも居ますので、不動産ファンド主導で経営難に陥った老舗ホテルの再建方法を頻繁に見聞きしました。実際に建設業時代には、改装で現場に入ったこともあります。

どういう方法かというと、大体お食事がバイキングになります。接客が簡素化されます。その代わり、料理や施設が豪華になります。

なぜこういう風な再建方法をとるかというと、ホテルを売りやすくするためです。要は、宿泊業の素人でも経営できるような形態にしているのです。

女将と教育を受けた仲居がいないと経営できないホテルは、誰も買えないからです。

不動産ファンドに関わらす、ファンドには経営者が日本人でも必ずマネーリテラシーが高い外国の方々が付いています。これは批判ではなく、我々日本人との伝統の違い、価値観の違いについてのお話です。

マネーリテラシーが高い外国の方々は、本当に富を作るのが上手いです。これは日本人が一朝一夕にマネすることができない領域だと思います。

労働の価値観の決定的な違いとは?

日本人とマネーリテラシーが高い外国の方々では、宗教的に見て決定的に労働の価値観に決定的な違いがあります。

日本人の労働は神事、外国の多くの方々が信仰するキリスト教では労働は罰です。良い悪いではありません。伝統的が作り出す価値観の違いです。

日本人はお金にならなくても働く傾向があります。神事ですから。生涯現役を貫きたい人も多いです。外国にはセミリタイヤと言う言葉があります。資産を作って早く引退するということです。労働は罰の価値観ですから。

どちらが良いとか悪いとかを論ずるつもりはありません。これだけ違うということは、役割が違うと考えた方が良いと思っています。

価値を作っていこう!磨いていこう!

明治から戦後にかけて、お金を重視する傾向が強くなったのは、海外に追い越し追いつけ思想です。

真の国際化・グローバル化は、無批判に海外の伝統を受け入れるのではなく、相手を認めつつ日本の伝統を海外に発信すること、受け入れてもらうことです。

マネーリテラシーは、日本のエリート達に任せておいて、我々凡人は日本人の伝統的な強みを磨いていくことを提言します。

日本人の伝統的な強みは、価値ある物を作り、それを磨いていくことです。これによって稼ぐことが、日本人・日本の商人の姿だと考えます。

その基盤になりうるのが、ずっと私がお伝えしているオウンドメディアをハブ(中心)にしたコンテンツマーケティングです。これにより、価値ある物を知ってもらい、本当に欲しい人にだけ、もしくは売りたい人にだけ売ることが可能です。

我々日本人は、大切な伝統を守りつつ、必要なお金はしっかりと稼いでいきましょう!

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この記事を書いた人

林 克典のアバター 林 克典 株式会社 YAMATO 代表

1974年生まれ 富山県出身。住宅塗装業や旅館業などで、初年度より1,000万円以上の売上アップ、顧客単価アップ、利益率が平均30%以上を達成。現在は地球環境浄化を目的としたビーワン地球再生5%プロジェクトの普及促進活動に尽力している

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